テイペンの魅力 理想に近い現実 「心地よい共感」を学ぶ
どうもよくばり侍です。5年使ったiPhone5cをついにiPhone8へと進化させとてもテンションが上がっています。
今回は、先日見つけた「テイコウペンギン」というYoutuberの話です。
テイコウペンギンとは
ブラック企業のあるあるネタなどを取り上げたショートギャグアニメ。
1ネタにつき10秒20秒で展開され、5個ほどの話をやって終わる面白いやつ。
(漫画もあるみたいです、読んだことはありませんが)
登場キャラクターは3人(匹?)
①テイコウペンギン・・・この話の主人公
②パンダ・・・テイペンの同僚。仕事をよくさぼる
③モニター・・・二人の上司(部長)。理不尽な要求をよくしてくる。自分は定時で帰る。
この3人が「ブラック企業あるある」や、「ストレスが溜まりすぎたら・・・」みたいなブラックユーモアをいれつつ、ギャグにしていくお話。
僕が思うテイペンの凄さ
そもそもネタがおもしろかったり、かわいいキャラが社畜してるというだけで、見てて退屈しないんですが、
僕が思うテイペンの凄さは
「テイペンが上司にため口で文句や悪口をいう」
という姿です。
現在の日本においてはあり得ない関係を描き、直接文句を言えるにも拘わらず結局社畜してるという姿にオリジナリティを感じる。
ただの社畜あるあるを淡々と描き続けていたら、みんな飽きるし、幸せにならないんですよね。
ブラック企業を恐れる学生が増えている昨今において、ブラック企業の怖さをを嘘偽りなく真剣に伝え続けていたらそりゃ誰も見なくなりますよ。
でも、上司にため口という、ある意味「理想」を一部体現している環境だからこそ、このブラック企業というネタを微笑ましく共感できるものにしているんです。
テイペンから学ぶ、心地よい共感を得るためには
そこで考えたんですけど、共感を得られるものって実は100%共感できるものではないのかもしれません。
「完全に同意します」というよりかは「あ~、なんかわかる!」くらいのほうが心地よい共感になるのかもしれません。
完全に同じだと、同族嫌悪じゃないですけど、ちょっと気持ち悪いと感じるんですかね。
そんな中、テイペンは
ブラック企業の社畜というみんなが嫌がる境遇の中で、しかし一つだけ「上司にため口」という理想を体現している。
いわば、
「より現実に近い理想」を描いている。
これがみんなに心地よい共感を呼んでるのかもしれませんね。
皆さんも共感してほしいな~と思うことは、理想に近い現実を描いていきましょう。
「就活一発で受かったったw」
ではなく
「就活一発で受かったけど大学留年したったwww褒めて」
です。