抽象的な夢の展開 -具体的な夢は無くても良い-
どうも!えぬむら(@toshikinmura)です!
最近やっと昼夜逆転がデフォルトになってきました。最高の気分です。よろしくお願いします。
前回のあらすじ
僕が仕事を辞めた理由
僕のやりたいことは「やりたいことをやり、やりたくないことはやらない」こと。
・一見無限ループだが、そういう環境を作ると考えれば具体的プロセスが思いつく。
・その時、信用を稼ぐことが重要だと判断。
・そのために家族の支援をすることが手っ取り早い。
・信用稼ぎに非効率な仕事を続ける必要はもうなくなってしまった。
・ということで退職!
↓ここから
夢ってなんだろうか
前回の記事で
「夢に注力するために仕事を辞める」
というのは理由としてほぼ満点だと書きました。
「私は自動翻訳機を完成させるために、Googleに入社したい。だからこの仕事を辞めます」
能力が見合っていれば、頑張れの一言に尽きる。
「俺は、ギタリストとして世界一有名なバンドマンになるぜ!だからこの仕事を辞めます」
年齢によりけりだろうけどまあ、情熱は伝わるから応援するよ。
「僕は将来、火星で死にたい。だからこの仕事を辞めます」
いや、ちょっと待って分からん。でも、今のままだとその夢叶えられそうにないから、他のことをしたいんだろうね!?相談乗るよ!?
「私もっとお友達が欲しい!だからこの仕事を辞めます」
ふざけんなよお前。
大体こんな感じでしょうか。どれも夢であることは間違いないけど、説得力に大きな違いがありますね。
じゃあこの違いって何でしょうか?
ズバリ
「夢へのプロセスが具体的に描けるかどうか」
だと思います。
Googleに入社というプロセスが提示されているし、
バンドだったらたくさんライブをしなきゃダメなんだろう。
火星は...え~、技術も金もいるんかなぁ。足りないんかなぁ。
お友達は今でも作れるじゃん。
やっぱり下2つはプロセスがイメージできないんですね。
要因としては、
1、夢が想像の範囲外であり、非現実的に感じられる
2、夢がぼんやりしすぎてて、何がしたいか分からない
つまり、夢が「抽象的」なんですね。
タイトルを回収したところで次に行きましょう。
抽象的な夢を展開してみる
事例「火星で死にたい」
事例のインパクトが強い。
ちょっとだけ場面を具体的に描いてみましょう。
①僕は火星で死にたい。→地表に着陸している状態で。小屋みたいな。
②幸せに死にたい。→老衰でお願いします。ベッドがグッド。
③誰かに泣かれたい。→家族に看取ってもらいたい。
はい、じゃあこの条件を満たすために必要なことを考えましょうか。
①小屋みたいな施設
家とか部屋が火星にあるんです。もしくは作るんです。ということは、火星はもう普通に街や観光スポットとなっているか、即席で小屋を作れる技術の力が必要です。
②老衰
ヨボヨボのおじいちゃんが火星に行くためには、技術も体力もいらない交通手段が必要ですね。もしくはすでに火星に住んでおくことが必要でしょう。
③家族に看取られたい
この夢に理解を示してくれるお嫁さんと結婚しましょう。もしくは火星人と結婚しましょう。
次に、それらを達成するためのあなたの行動を具体化しましょう。
上記3つの共通点は、「火星にあらかじめ住んでおくことが手っ取り早い」ですね。
だとしたら、今すぐあなたがやるべきことは人類火星移住計画に協力することです。
そして、参加して一足先に火星に行ってしまうことです。
マーズワンという火星片道切符もあるみたいですね。
それを受けるのもよいでしょう。
NASAに入って進捗状況を確認しながら隙あらば火星へ!というのもよいでしょう。
いきなりそれは難しいだろ!という声が聞こえますね。
ならば、「マーズワンで選考に残る方法」、「NASAに入社するために必要なスキル」
から考えていきますか。
そしてそれを得るために必要な具体的手段を考えていきましょう。
どこで、誰に、何を、教われば良いのか調べる必要がありますね。
...というように、抽象的な夢だったにも関わらず、具体的な行動が段々と表れてきましたね。
ここまで説明すれば、相手も「そこまでして、やりたいことなら全力で取り組んでみれば?」となります。
あなたの夢が抽象的であろうが、なんら問題ありません。
ただ分かっておいたほうがいいことは、
「夢に向かって、あなたが何をするのか、プロセスに具体性がないことが問題なのです。」
次の記事では、
ぼく個人の話ですが、「やりたいことをやり、やりたくないことはやらない」
という超絶抽象的な夢を展開していこうと思います。
それが可能ならみんなそうしたいでしょう。
僕ならばこう展開するという一例を見せたいと思います。
次回、「やりたいことだけしてぇやつ。これを見ろ。」
乞うご期待!
ちなみに、「お友達いっぱい欲しい」はいつか暇だったら展開していこうと思います。